【日本工学院×カムアクロス】プロダクトとしての傘を考える! 

私たちの拠点、東大阪とともに「モノづくりのまち」として知られる東京・大田区。 ここで日々、プロダクトデザインを学んでいる日本工学院の学生のみなさんに、傘について考えてもらおうという企画が、今年の春からスタートしました。 

そして、およそ3か月にわたる試行錯誤の末、たくさんのアイデアが生まれましたので ここに、そのアイデアの一部を発表させていただきます! 

最終プレゼンの模様です。

 

カムアクロスのメンバーは2〜3週間に1回のペースでが学校を訪れ、メーカーの立場からの感想やアドバイスをさせてもらいました。

 


「 Moon -あなたのために照らす光-」

傘をさすときにもライトが使えるという、安全性に配慮した傘。 


「LEAVE」 

傘を閉じている時に倒れないように、石突きに特徴のある傘。壁にもたれかけさせたり、電車の中では足で石突きを踏めば両手がフリーに。 

 

 


「Walkness」 

手元がダンベルになっていて、傘を差しながら鍛えることができるというユニークな傘。晴雨兼用で、晴れの日でも雨の日でも、さりげなくフィットネスが可能。 

 


「傘袋をなくさない、ソフトケース」 

折りたたみ傘の共袋の紛失を防ぐアイデア。傘をさしているときは、筒型で中が空洞になっている手元に共袋を入れてしまう構造。共袋と手元がつながっているのもポイントです。

 


「meguru」 

傘を留めるネームを、デザインに取り入れた傘。ネームがリボンのようになっていて、開いたときも閉じたときもおしゃれに彩ります。

 

 


「子育てに優しい傘」 

保護者がつかむハンドルが付いた子供用傘。握りやすく安全な手元や透明窓など、さまざまな配慮がされています。 


「スタイリッシュで日常的に持てる傘」 

コンパクトに持ち運べるスタイリッシュな傘。傘をたたむと、筒型の長い手元にすっぽりと納まる仕組みです。

 


「スライド式カバー傘」 

こちらは長傘の手元に、傘を収納するカバーをつけたアイデア。

 


「Triangle」 

シリコンの傘の持ち手で、長時間使っても疲れを感じにくい。かつ石突が三脚スタンドに変換することで 傘が自立することができるというアイデア。 


日本工学院の学生のみなさんのさまざまなアイデアに、まだまだ傘は進化していく! と確信しました。このなかから実際に商品として多くの人が使う傘が生まれたらいいなと、私たちカムアクロスも思案中です。「これはぜひ商品化してほしい」という作品があればお知らせください! 日本工学院のみなさん、ありがとうございました。