カムアクロス 傘デザイン・コンペティション’23

 

「カムアクロス 傘デザイン・コンペティション’23」は終了いたしました。結果発表はこちらです。

大阪の傘・レイングッズメーカー、株式会社カムアクロスが主催するデザイン・コンペティション。

今回で3回目の開催となります。
近年、異常気象の影響で傘の需要が増しています。比例して、使い捨てられる傘も増しています。
このコンペティションの目的はより個性的な、より機能的な、傘を生み出すことにあります。
そうして傘の価値を高めることで、傘が道具としてもファッションとしても、
環境にとっても魅力的なアイテムになることを目指しています。

◆募集内容
テーマ :こんな傘がほしい!
「カムアクロス傘デザイン・コンペティション」の大きな特徴は、
入選作品をもとにカムアクロスが実際に製作し、受賞者に進呈することです。
「こんな傘がほしい!」という熱い想いとともに、そのデザイン・アイデアをお寄せください。
わたしたちカムアクロスが「つくってみたい!」と感じた作品を選び、実際に製作いたします。

◆締切
2023年1月13日(金)必着 ※メールまたは郵送にてご応募ください。

◆賞
グランプリ(1点) : 賞金10万円 + 作品をもとにカムアクロスが製作した傘
優秀賞(2点) : 賞金5万円 + 作品をもとにカムアクロスが製作した傘
アイデア賞(1点) : 賞金3万円 + 作品をもとにカムアクロスが製作した傘
※作品によっては傘を製作できないこともあります。
※入選作品は、商品化させていただく場合もあります。

◆提出物
エントリーシート、デザイン・コンセプトシート(メールまたは郵送)
メールにてご応募の方は、エントリーシート、デザイン・コンセプトシート合わせて5MB以内でお願いいたします。
※複数応募する場合は、1点につき1組のエントリーシート、デザイン画シートを作成してください。
また、メールで応募の場合は、1点につき1送信としてください。

エントリーシート、デザイン・コンセプトシートのダウンロードはこちら

応募先
メール : compe@come-across.co.jp
郵送 : 〒578-0982 大阪府東大阪市吉田本町1-11-10
     株式会社カムアクロス 傘デザイン・コンペティション係

◆参加資格
傘のデザインに興味のある方 ※プロ・アマ不問

◆参加費
無料

◆結果発表
2023年2月28日(火)カムアクロスホームページにて発表 ※受賞者にはメールまたは文書にて通知いたします。

◆主催
株式会社カムアクロス

◆問い合わせ
株式会社カムアクロス 傘デザイン・コンペディション係
TEL : 072-967-2725 メールアドレス : compe@come-across.co.jp

◆注意事項
・入賞作品の著作権は、株式会社カムアクロスに帰属します。
今後、コンペティションの告知などで使用する場合があります。商品化する場合は、作者と協議の上で行います。
・本人創作による未発表のオリジナル作品をご応募ください。
・雑誌、書籍、WEBなどの著作物から無断複写した画像の使用は禁止します。
・応募作品は返却いたしません。必要な場合、あらかじめデータ保存等を行ってください。
・第三者から応募作品について利権侵害、損害賠償等の苦情があった場合、全て応募者の責任とし、
当社は一切の責任と負担を負わないものとします。
・本コンペディションの応募において取得した個人情報は、審査結果の通知など運営上の連絡にのみ使用します。
・募集項目以外について取り決める必要が生じた際には、主催者の判断により決定します。
・審査状況、結果に関しては、発表まで一切お答えできません。
・未成年者の方が受賞した場合、親権者の同意書が必要となります。

 

前回のコンペティション(テーマ:これからの日傘)の結果発表はこちら
前回のコンペティションの受賞作品をもとにした傘はこちら

前々回のコンペティション(テーマ:雨の日が待ち遠しくなる傘)の結果発表はこちら
前々回のコンペティションの受賞作品をもとにした傘はこちら

今回もたくさんのご応募お待ちしております。よろしくお願いいたします。

 

 

【日本工学院×カムアクロス】プロダクトとしての傘を考える! 

私たちの拠点、東大阪とともに「モノづくりのまち」として知られる東京・大田区。 ここで日々、プロダクトデザインを学んでいる日本工学院の学生のみなさんに、傘について考えてもらおうという企画が、今年の春からスタートしました。 

そして、およそ3か月にわたる試行錯誤の末、たくさんのアイデアが生まれましたので ここに、そのアイデアの一部を発表させていただきます! 

最終プレゼンの模様です。

 

カムアクロスのメンバーは2〜3週間に1回のペースでが学校を訪れ、メーカーの立場からの感想やアドバイスをさせてもらいました。

 


「 Moon -あなたのために照らす光-」

傘をさすときにもライトが使えるという、安全性に配慮した傘。 


「LEAVE」 

傘を閉じている時に倒れないように、石突きに特徴のある傘。壁にもたれかけさせたり、電車の中では足で石突きを踏めば両手がフリーに。 

 

 


「Walkness」 

手元がダンベルになっていて、傘を差しながら鍛えることができるというユニークな傘。晴雨兼用で、晴れの日でも雨の日でも、さりげなくフィットネスが可能。 

 


「傘袋をなくさない、ソフトケース」 

折りたたみ傘の共袋の紛失を防ぐアイデア。傘をさしているときは、筒型で中が空洞になっている手元に共袋を入れてしまう構造。共袋と手元がつながっているのもポイントです。

 


「meguru」 

傘を留めるネームを、デザインに取り入れた傘。ネームがリボンのようになっていて、開いたときも閉じたときもおしゃれに彩ります。

 

 


「子育てに優しい傘」 

保護者がつかむハンドルが付いた子供用傘。握りやすく安全な手元や透明窓など、さまざまな配慮がされています。 


「スタイリッシュで日常的に持てる傘」 

コンパクトに持ち運べるスタイリッシュな傘。傘をたたむと、筒型の長い手元にすっぽりと納まる仕組みです。

 


「スライド式カバー傘」 

こちらは長傘の手元に、傘を収納するカバーをつけたアイデア。

 


「Triangle」 

シリコンの傘の持ち手で、長時間使っても疲れを感じにくい。かつ石突が三脚スタンドに変換することで 傘が自立することができるというアイデア。 


日本工学院の学生のみなさんのさまざまなアイデアに、まだまだ傘は進化していく! と確信しました。このなかから実際に商品として多くの人が使う傘が生まれたらいいなと、私たちカムアクロスも思案中です。「これはぜひ商品化してほしい」という作品があればお知らせください! 日本工学院のみなさん、ありがとうございました。

大阪・関西万博を傘でサポートしました!

MERRY PROJECT サイトより

カムアクロスが「笑顔の傘」の製作を通じてサポートしているNPO法人「MERRY PROJECT」は大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」共創パートナー。923日には、明石市でSDGsをテーマにしたイベント“大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジ MERRY SDGs ACTION in AKASHI」を開催します。

 「海の生きもの教室」やおそろいのカラフルなビブス&ゴミ袋で行う「MERRY CLEAN UP」、そして笑顔の傘の撮影会もあります!詳細は「MERRY PROJECT」のサイトをご覧ください。

また、先月の718日には大阪・関西万博“1000日前”を記念したイベントがなんと大阪の“千日前”で開催されました! 太陽の塔の前ではカムアクロス製作の笑顔の傘がずらり。当日の模様はこちらをチェックしてみてください。

コンペティション受賞作のサンプルが完成しました【3】

「カムアクロス傘デザイン・コンペティション’22」
受賞作のサンプルのラストを飾るのは
【グランプリ】に輝いた「Phantom Paper Parasol」です。

 

Phantom Paper Parasol」(齋藤 強樹さん)

代表の今中が齋藤さんにサンプルを贈呈しました。

 

齋藤さんによるデザイン・コンセプトシート。

 

骨のない構造、環境に優しい素材など、今回のコンペティションのテーマ「これからの日傘」にふさわしいアイデアの傘。再現するために、まずその構造を理解することからはじめました。齋藤さんはプロダクトデザインを学ぶ学生。というわけで学校を訪ねて、直接「Phantom Paper Parasol」がどのように折りたたみ、どのように開くのか、考えをうかがいました。

そうして構造を理解する一方で、素材についての検討もはじめました。さまざまな機能性の和紙を取り寄せて、傘として使えるか試してみたわけです。そこであらためて実感したのは、和紙のようなやわらかな素材は、傘の形状にすることが難しいということ。ある程度の風にも耐えられるくらいの実用性を考えると、それなりの硬さが必要になるのです。

試行錯誤の結果、工作用の厚紙を使って「Phantom Paper Parasol」の世界観を表現することにしました。中棒は当初のコンセプト通りにポリエチレンを使い、2つに分けることができるように。そうして完成した「Phantom Paper Parasol」。生地の素材こそ和紙ではありませんが、ちゃんと折りたためてケースに収納することができ、アイデアを形にすることができたのではないでしょうか。

 

こちらが「Phantom Paper Parasol」のサンプル。80枚の紙でできています!

 

 

コンペティション受賞作のサンプルが完成しました【2】

「カムアクロス傘デザイン・コンペティション’22」
受賞作のサンプルをご紹介する企画。今回は【優秀賞】の2作品です。

 


Pop-up parasol」(坂 歩乃花さん)

完成した「Pop-up parasol」のサンプル。

 

坂さんによるデザイン・コンセプトシート。

 

サンプル製作にあたって、あらためて坂さんに絵本を描いてもらいました。というのも、デザイン・コンセプトシートの絵本は長方形。ですが、傘は三角形に裁断した生地(コマ)を縫い合わせてできるので、コマに合わせて描きなおしてもらったんです。

描いてもらった絵を生地に転写プリントして、傘を製作。絵を厚紙にプリントしてミニサイズの絵本もつくりました。後は、傘の裏側が飛び出す絵本のようになると、坂さんの提案通りになったのですが……。傘を開くと絵が飛び出して、閉じるときれいに傘生地と一緒にまとまる、そんな構造を実用的なスタイルで実現することが今後の課題です。

表側は絵本になっています。

 

裏側はこんな感じ。

 

ミニサイズの絵本が付いています。

 


Lycopene(リコピン)」(橋井 香奈さん)

完成した「Lycopene」のサンプル。

 

橋井さんによるデザイン・コンセプトシート。

 

デザイン・コンセプトシートにあるイラストを、そのまま傘生地にプリントするとどうもトマトっぽさがでない……。イラストで見るとかわいいんですが、傘のサイズにまで広げるとハマらないんです。それで実際のトマトを切って、断面を写真に撮ってそこから画像加工をして、「Lycopene」のイメージに近づけていきました。

石突きのヘタは一片一片が均等になるようにして縫製。傘袋は中国の工場でつくって、日本の工房でカスタマイズしました。ケチャップのふたのような手元は、既製のものでちょうどいいのがありました。その手元にチャームが付けられるようになっていたので、レジンでトマトをつくってワンポイントに。選考時に私たちが思い描いたとおりのステキな日傘になりました。

 

裏側はトマトを輪切りにしたように。

 

袋に入れるとケチャップ風。手元には小さなトマトチャーム付き。

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コンペティション受賞作のサンプルが完成しました【1】

228日に受賞作が決定した「カムアクロス傘デザイン・コンペティション’22」。
3月からは受賞作のデザイン・コンセプトシートをもとに、サンプル製作がスタートしました。
そしてこの度、【グランプリ】【優秀賞】【アイデア賞】の各賞のサンプルが完成しましたので
ここでご紹介させていただきます。まずは【アイデア賞】の2作品です。

 


eda-brella(エダブレラ)枝のように分かれた持ちやすい傘」(野村 恒司さん)

こちらがカムアクロスが製作した「eda-brella」。

 

野村さんによるデザイン・コンセプトシートの一部。

 

プラスチック製品のメーカーに頼んだら、すぐにできるのでは? と思いつつ、エダブレラなんだからやっぱり素材は木なんじゃないの、とも思ったり。素材は、どんな生地や骨に合わせるかにもよります。思案の結果、年配の人にも使いやすいよう、上品で落ち着いた雰囲気の傘を目指しました。ホームセンターで購入した木に、ボール盤で穴をあけ、接着するというDIYな手法です。傘に取り付けてみると、手元にかなりのボリュームがあります。なんだかバランスがよろしくない。

そこで、同じ木で石突きもつくりました。取り付けて、傘をたたんで立てかけてみます。端と端にボリュームが出てバランスはよくなりましたが、間になにかポイントがほしくなる……。そこでネーム部分にアンティーク調のアクセサリーをプラス。いい感じになりました。ちょっと今日のファッションとはテイストが合わない、というシーンも考慮して、アクセサリーは取り外せるようになっています。

枝の部分に飾り房もつけて、雰囲気を出してみました。

 

 


「太陽光のマーメイド」(津田 知恵美さん)

完成した「太陽光のマーメイド」のサンプル。

 

 

津田さんによるデザイン・コンセプトシートの一部。

 

ソーラーパネルがコンセプトの肝。なんですが、傘をさして充電ができて、日傘としての実用にもたえうるものとなると、現状ではなかなか厳しい。そこで、あとはソーラーパネルとバッテリーが取り付ければ完成というところまでを再現することにしました。

デザインの肝は、マーメイドのイメージ。絵柄は転写プリントを使います。尻尾になった石突きの部分と、手元は手作業です。尻尾は綿を入れて、ふっくら愛らしいフォルムになるようにつくりました。手元は持ちやすさも考慮し、転写プリントした生地を使いました。しわがでないように手元にそってぴったりと縫って、最後にビニールパック。カラフルな生地と相まって、キュートなパラソルになりました。

ふんわり尻尾がチャームポイントです。

 

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カムアクロス オンラインショップ遂にオープン!

本日2022年3月24日、カムアクロスのオンラインショップが遂にオープンいたしました!

カムアクロス オンラインショップ / 傘・レイングッズ通販・大阪のレイングッズメーカー (come-across.co.jp)

※Pickup(ピックアップ)のバナーからもアクセス出来ます。

弊社オリジナルブランドはもちろん、人気キャラクターのレイングッズも多数取り扱っております。

ぜひお気軽にアクセスください♪

3/20 はらぺこあおむしの日おめでとう!

はらぺこあおむしの日おめでとう!
3 月20 日は、#はらぺこあおむしの日 です。
エリック・カールの絵本『はらぺこあおむし』は世界中で愛されています。絵本はこれまでに80 カ国
語に翻訳され、5,500 万部以上が世界中の子どもたちに届きました。
今日は、もう一度絵本を開いてみてください。
さあ、一緒にお祝いです。
以下4 つが日本と世界共通のハッシュタグです。
#はらぺこあおむしの日
#はらぺこあおむし
#VHCDay
#ericcarle
Facebook: @theworldofericcarle (英語:海外情報) @theworldofEricCarleJP (日本語:国内情
報)
Twitter: @WorldEricCarle (英語:海外情報) @EricCarle_JP (日本語:国内情報)
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「カムアクロス 傘デザイン・コンペティション’22」結果発表

「カムアクロス傘デザイン・コンペティション’22」は、全国から385作品の応募をいただきました。
まことにありがとうございました。

1月下旬よりはじまった選考会では、テーマである“これからの日傘”について
わたしたちもあらためて考えさせられました。

当初の選考スケジュールが大幅に変更するほど、さまざまな意見が飛び交い、
議論を重ねた結果、このたび受賞作品を決定いたしました。


【グランプリ】

「Phantom Paper Parasol」
齋藤 強樹さん

作品コンセプト
本体の素材は和紙で作られているので、壊れたとき回収して再利用できます。
また骨組みがないため、強風で壊される心配がないです。
表面にはサーモクロミック材料(温度で変化する塗料)が塗られており、
晴れの日は温度の変化を楽しめることができるし、
雨の日は表面がコーディングされているポリエチレンが雨傘としても使えます。

選考コメント
現在の技術ではこの形状で日傘としての機能を持たせることは難しそう。
そもそも骨のない傘を「傘」と呼んでいいのだろうか。そんな葛藤がありました。
でも、だからこそ「これからの日傘なんだ!」。そう思い、グランプリに選びました。
環境に優しいというだけでなく、非常にコンパクトで使いやすく、
傘のデメリットを解消してくれる大きな可能性を感じることができた作品です

【優秀賞】

「Pop-up parasol」
坂 歩乃花さん

作品コンセプト
仕掛け絵本(Pop-up book)をイメージした日傘(parasol)。
子ども用の日傘が重要視される中で、子どもの日傘はまだまだ広まっておらず、
子どもが日傘を日常的にさすという行為はハードルが高いことだと思います。
そこで子どもがわくわくするような仕掛け絵本の要素を日傘にとり入れました。
子どもにとってお気に入りの絵本は、一度ではなく、習慣的に何度も読むものです。
子どもにとってのお気に入りの絵本のように日傘をさすということも習慣化してほしい
そんな思いを込めました。傘の中の飾りや絵本の内容が伝わるデザインによって
晴れの日の青空に負けないぐらいのわくわくが詰まっています。

選考コメント
たくさん応募いただいた子ども用日傘のなかで、もっとも私たちが「楽しそう!」と感じた作品。
コンセプトシートの絵を見ただけで、心が躍りました。持っていてわくわくする、さしたいと思う、
そんな傘だからこそ、広く利用してもらえるのだと感じることができました。

【優秀賞】

「Lycopene(リコピン)」
橋井 香奈さん

作品コンセプト
傘を開くと巨大なトマト、中をのぞくとトマトの断面、
傘入れに入れるとケチャップと、様々なトマトを楽しめる傘です。
傘の頂上にはトマトのへたが付いていて、かわいらしい見た目なのですが、
中側はリアルなトマトの断面になっているおもしろい傘です。
トマトを半分に切ったようなデザインで、
傘入れに入れるとケチャップに変身するデザインにしました。
持ち手はケチャップの蓋をイメージし、細かい所までトマトとケチャップを再現しました。

選考コメント
1次審査から、2次、3次と選考を重ねるごとに人気が増していった作品です。
強い太陽の日差しのもと、この傘をさす姿を想像すればするほど、魅力的に感じるようになりました。
「実際につくってみたい!」という意見が最も多かったのも受賞のポイントでした。

【アイデア賞】

「eda-brella(エダブレラ)-枝のように分かれた持ちやすい傘」
野村 恒司さん

作品コンセプト
通常J型となっている持ち手が木のように枝分かれすることで、両手でも持ちやすくなり、
まだ力のついていない子供からお年寄りまでより安全に使える傘をデザイン。
角度や数など、枝の分かれ方や位置を工夫することで、
これまでの「片手で持つ」「引っ掛ける」という機能性に加え、
「両手で力を込める」「荷物をぶら下げる」「壁に距離を開けて立て掛ける」といった機能も生み出した。

選考コメント
以前から、高齢者や障がいをもった人のための傘について社内で議論してきました。
いろいろアイデアは出るのですが、大がかりだったり、実用性に疑問符がついたりでなかなかなかなか。
とてもシンプルなアイデアでありながら、さまざまな課題を克服することができる「エダブレラ」は、そんな私たちの心に強く響きました。

【アイデア賞】

「太陽光のマーメイド」
津田 知恵美さん

作品コンセプト
ソーラーパネルで太陽光から充電可能な日傘です。
ソーラーパネルが黒だけでなく、カラフルに色が付けられると、デザインの幅が広がります。
人魚姫をモチーフに、『カワイイ』を求める世界の人々の目に留まるようなデザインにしました。
USBケーブルで繋げば、スマホ等、充電できるようになっています。

選考コメント
「アイデア賞」は1作品でしたが、「この作品にも賞を!」という思いから、2作品選ばせてもらいました。
今回、「エコ」をテーマにしたものは数多くあり、「ソーラーパネル」を使った作品も複数ありました。
そのなかでこの作品に心を動かされたのは、見た目の愛らしさと、シンプルである点だと思います。
環境に配慮したものであるうえで、ファッションとしての魅力が大切なのだと気づくことができました。

今後、受賞作のなかで製作可能なものはカムアクロスが実際に製作し、
受賞者のみなさまに贈呈いたします。
その模様もホームページで発信できればと思っています。
「カムアクロス 傘デザイン・コンペティション」にご参加いただきましたみなさま
誠にありがとうございました。今後とも、カムアクロスをよろしくお願いいたします。

2022年ミッフィー春シリーズのお知らせ

2022年ミッフィー春シリーズ【Miffy Floral】長傘のご紹介です。

たくさんのお花をちりばめた、春にぴったりのデザインのかわいい傘に仕上がっております。

サイズ 60cm/45cm 各1,650円(発売予定日3月末)

皆様のお気に入りの1本になれますように♪