骨と布地をひとつにする、日本製の蝋引き糸
布地(カバー)と親骨を縫い留める工程で、「中とじ」または「張り中」と呼ばれています。まず布地(カバー)に、傘を開いたときに先端にあたるパーツ「露先」を取り付けます。次に親骨に露先をはめ込んだら、親骨と布地がずれないように専用の糸で取り付けていきます。
ポイントはここで使う専用の糸。蝋(ロウ)を染み込ませた日本製の蝋引き糸を使っています。理由は糸がゆるみにくく、丈夫で切れにくいから。骨と布地を一体にし、傘となる重要な役割を担っています。
ポイントはここで使う専用の糸。蝋(ロウ)を染み込ませた日本製の蝋引き糸を使っています。理由は糸がゆるみにくく、丈夫で切れにくいから。骨と布地を一体にし、傘となる重要な役割を担っています。